こんにちは、みずたんですっヽ(=´▽`=)ノ
現在我が家では、
・レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)
・フトアゴヒゲトカゲ
・ニシアフリカトカゲモドキ
・クレステッドゲッコー
・キメラアオジタトカゲ
・コーンスネーク
・ボールパイソン
これらの7種類の爬虫類を飼育しています。
入門種と言われるレオパードゲッコーやフトアゴヒゲトカゲ。
あまり入門向きではないであろうキメラアオジタトカゲやボールパイソン。
それらの違いについて語っていこうと思います(`・ω・´)
病院の問題
まず近くに病気したときにペットを診てくれる病院があるかどうかは重要です。
近くなくてもいざという時に連れて行く病院の目星は付けておくといいですね。
レオパやフトアゴといったメジャーな種類は飼育する人が増えたため、診てくれる病院がちらほらあります。
でもトカゲはOKだけどヘビはお断りだったり、エキゾチックペットの診察OKと書いてあってもその中には爬虫類は入っていなかったり・・・。
けっこう病院によってガバガバ。
というのも、獣医さんは爬虫類医学について学校では学ばないらしいんです。
爬虫類を診れるお医者さんはとても貴重・・・!!
人工餌の充実度
一昔前はエサが虫だった彼らも、人工餌の種類が豊富に開発されたおかげで虫がめちゃくちゃ苦手な人でも飼育できるようになってきています。
特にレオパとフトアゴのエサの充実度はなかなかですよね・・・!
これさえ与えておけばOK!ということを売りにした商品がちらほらあります。
対してアオジタトカゲ。
この子の専用餌というのが、調べた限りではブルーイビュッフェというものだけ。
アオジタトカゲは身体が丈夫で雑食性が強くて何でも食べるため、いろいろな食物を与え、飼い主側で栄養バランスを整えてあげる必要がありそうです。
ヘビは言わずもがな!
最近カエル肉のソーセージが発売されていますが、やはり与えるのは基本的にはネズミまるごと1匹・・・。
死んだネズミがごっそり冷凍庫に・・・しかも食品の隣に・・・。
って状況に耐えられない人は別で冷凍庫を購入する必要も出てきますね。
そもそも、マウスを触りたくない・見るのすら嫌という人は現状ヘビの飼育は無理ですね・・・。
野生採取個体(WC)の問題
レオパ、フトアゴ、クレスなど人の手による繁殖(CB化)が進んだ種類は、逆に野生採取個体であるWCのほうが珍しい状態になっています。
野生種を守るために保有する国が輸出に待ったをかけていたり、情勢が不安定で採取できなかったりと事情はさまざま。
ニシアフリカトカゲモドキやボールパイソンなどはまだまだ野生個体の子が多く流通しており、しかもそれらは繁殖個体よりも安い。
安くて野性的でカッコよくお手軽かに思える・・・。
でも・・・安いは安いなりにそれなりに問題を抱えているのであった。(`・ω・´)
自然界からの搾取!?
現地の人がどうやって採取したか、ちゃんと法に則って採取したのか・・・?そんな事情はこちらには伝わってこないのです。
不法な密猟をやらかしている人間の手から、巡り巡って自分のところに来てしまう可能性があります。
高価なマツカサトカゲなど密猟が多いらしいです・・・どうなんでしょうね。
ダニ・寄生虫の問題
もともと野生で暮らしていた個体なので、今まで何を食べて育ってきたか全くわかりません。
ほぼお腹の中には何かしら寄生虫がいるでしょう。
きちんと駆虫してくれる良心的なショップさんもあるので、気になる方は一度買う前に駆虫について聞いてみると良さそうです!!
これ、もうひとつこわい点があって、
先住の子たちにピンセットを通して寄生虫が伝染する可能性があります。
ワイルドの子とはエサを与えるピンセットをわけるようにして清潔に保ちましょう!(●´ω`●)
エサ食い問題
先程今まで何を食べて育ってきたかわからない、と書きましたが、
ほぼ野生の個体は生き餌を狩って、食べて育ってきています。
なので人工飼料に全く慣れてくれないケースもあります。
慣らすにしても、最初はコオロギやゴキブリから始めてどんどん人工飼料の味を覚えていってもらう感じになるでしょう。
ワイルド個体のボールパイソンなどは、この子どうですか?と聞いた際にアシスト給餌が必要ですと言われることもしばしば。
ヘビが活餌しか食べなくて苦しむ事になるかもしれません。
うちのヘビが活餌しか食べなかった時の話も載せておきます。
でも、そのあたりの事情はお店の人にしっかり聞けば教えていただけます!
不安が解消するまで質問攻めにすると良いでしょう(笑)
ベタ慣れになるかわからない
愛情を持って接していればきっと慣れてくれると思うんですが、
中にはもともと荒い性格を持った種類というのが存在します。
有名所ではトッケイヤモリとか。
我が家で飼育しているキメラアオジタトカゲも、アオジタトカゲ属の中では最も荒いと言われているようですが・・・
お迎えした子がCB個体だったので最近は落ち着いてきました。
Twitterの相互様のお宅のトッケイさんやキメラアオジタトカゲさんもWC個体だったけど慣れたよ~とおっしゃっておりました。
でも中にはずっと激荒の状態で皮手袋が必須の子もいるとちらほら見かけます。
そして激荒!?だがそこがいい!って人もいる。
不思議な界隈です(*´艸`*)
対してレオパやフトアゴ、クレスさんなどはよほどのことが起きなければ故意に噛んでくることはまずないです。
扱いやすさという面で、入門種と呼ばれる子たちは優れているような気がしました。
マニアックな種類は情報が不確か
今ってネットで検索するとだいたい答えが載っている時代なんですが・・・
レアな爬虫類は飼育している人の数が少なく、ネットに正確な飼育方法が載っていないのです。
例えば私が飼育しているキメラアオジタトカゲさん。
ネットで調べてもピンポイントの答えはなかなか見つからず・・・。
最初、ネットの情報を参考に床材を湿り気の多いヤシガラにしたんですが
これがキメラさんが床材へ潜るせいで、ヤシガラが目に入ってしまい痒そうにしていた為、急遽ペットシーツへ変更!
これは・・・
マニアックな種類に惚れてお迎えしたはいいものの、飼育方法が手探りの状態になっている人も多いと推察されます・・・。
大きさの問題
春先になると、サバンナモニターやナイルモニターのベビーが安価で大量に日本にやってきます。
ケヅメリクガメのベビーも安くてかわいらしい風貌です。
子供のお小遣いでも買えちゃいますね。
そして専門店ではないホームセンターのペットコーナーでも彼らを見かける機会が増えてきました。
でも・・・どのくらいの大きさまで育つのか、しっかり調べた上で飼育しないと大変なことになりますよ!!(`・ω・´)
(そりゃ私だってスペースがあったらサルバとかモレリア系とかクリボーとか飼いたいよぅぅぅ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)!!!)
購入はしたものの飼育を続けられないなんて、ペットにとっても人間にとっても悲しすぎますよね。
大きくなったり凶暴に育っちゃったら手放せばいいやって思っているのも間違いです。
お迎えは計画的に・・・!
衝動買い、ダメゼッタイ!
つまり・・・?
入門種と呼ばれる子たちは誰でも飼いやすく、扱いやすく、値段も飛び抜けて高くはない。
でも入門種以外も動物の魅力がたっぷりで、最終的にどの子をお迎えするか決めるのは飼い主さん自身ですねっヽ(=´▽`=)ノ♪
今飼育を検討している人、新しい種類を飼育してみたい人、それぞれが運命の子と出会えることを祈ってます!!
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